PhambieLINQ®

治験業務プロセスに対して、デジタル技術を活用し、新薬開発のイノベーション創出を支援するソリューション

PhambieLINQとは

PhambieLINQ(ファンビーリンク)は、現在多くの人手がかかっている治験業務プロセスに対して、デジタル技術を活用し、新薬開発のイノベーション創出を支援するソリューションです。eSource連携機能をはじめ、医療機関様をサポートする来院日管理機能、Visitチェックシートなどの機能があります。

メリット・効果

EDC転記項目の削減効果

PhambieLINQを導入頂くことでEDC転記項目の削減に寄与します。連携できるCRF項目の範囲は、患者背景/臨床検査値/バイタルサイン/有害事象/併用薬の5つのドメインです。過去の共同研究をベースとした試算では、連携可能な5ドメインにおいて、転記項目数が1例あたり約2,400項目から約600項目へと大幅に削減される想定です。加えて、医療機関様のEDC転記時の心理的ストレス軽減にも寄与します。

SDVの削減効果

PhambieLINQを導入いただく事でSDVの省力化を実現します。過去の共同研究にて、製薬企業様のSDV作業時間を削減できることを確認しました。頻回なSDVへの対応やSDVを行うための部屋の確保の削減に繋がります。

QMSに貢献

PhambieLINQは医療機関様のQMSに寄与します。CRCの経験に問わず、同じ質で試験参加者の対応が可能で、医療機関様全体で情報の共有が可能です。またDCTにおいては、パートナー医療機関様への委託業務に対する指示を明確化し、安心安全な臨床試験の実施に寄与します。

PhambieLINQの特長

臨床試験(企業治験)の実績

既に複数の製薬企業様の実試験で実績があり、その他複数の企業様も2025年の利用に向けて準備を進められております。
また、がん領域の試験を実施している医療機関様へお声がけを進めており、複数のがんセンター様・大学病院様に現在ご契約いただいております。今後もがん患者さんを対象とした治験を実施している製薬企業様・医療機関様へ広く普及を進めて参ります。

電子カルテ接続

PhambieLINQはがん領域の治験において診療との親和性を高めるため、電子カルテに接続しています。診療録である電子カルテから構造化データを連携するため、患者さんへの追加負担がなく、医療機関スタッフ様の手間軽減にも繋がります。

マルチベンダー対応

さまざまな電子カルテシステム、EDCシステムに対応を拡大し、どのような試験でも使用できるプラットフォームを目指します。PhambieLINQはベンダー問わず導入いただく事が可能であるため、医療機関様へのご負担を最小限に抑えることにも繋がります。

関連サイト

補足

  • 「PhambieLINQ」は、株式会社NTTデータの登録商標です。