方針・体制
基本方針
NTT DATAは変化の激しい事業環境において顧客の多様なニーズに応えるため、多様な人財が個々の考え方や能力を発揮して活躍できる職場づくりに取り組んでいます。サステナビリティ経営の重要課題(マテリアリティ)の1つと位置づけて、Diversity&Inclusion(D&I)を推進しています。“働く一人ひとりの多様性を尊重し、創造力を高めていくこと”を掲げて、「多様な人財活躍」と「働き方変革」の2軸でD&Iを推進しています。D&Iの推進を通じて、多様な人財が性別、国籍、性的指向、障がい、スキル、職歴などにかかわらず尊重され、活躍できるカルチャーの実現をめざします。
また、一企業単体の取り組みに閉じず、関係機関や他社とも連携し、社会的なインパクトを起こすため横断的なD&I推進活動にも参画しています。2019年3月にはWEPs(女性のエンパワーメント原則)※1の趣旨に賛同し、同原則に基づき行動するためのステートメントに署名しました。また、2025年1月にグローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)※2が提唱する「GCNJコレクティブ・アクション2030」にも賛同・署名し、国内20社を超える企業と横断的に社会課題を解決する活動に取り組んでいます。
- ※1 2010年3月に、国連グローバル・コンパクト(UNGC)とUNIFEM(UN Women)が共同で作成した女性の活躍推進に積極的に取り組むための行動原則で、企業が現在の慣行や基準、行動を調査し分析するための実践的な手引き
- ※2 国連と民間(企業・団体)が手を結び、健全なグローバル社会を築くための世界最大のサステナビリティイニシアチブである国連グローバル・コンパクト(UN Global Compact)の日本組織
推進体制
NTT DATAでは、2008年より経営戦略の一環として経営層のコミットメントのもと、D&Iを推進しています。Our Wayで定める全体ポリシーの中にD&Iを明確に位置づけ、グローバル共通の価値観と倫理観に基づき、「Code of Business Ethics」に沿って、D&Iにとどまらず、倫理的・法的に適切な行動を通じて他者や社会への敬意を実践し、誰もが尊重される組織文化の醸成に取り組んでいます。代表取締役副社長執行役員であるコーポレート総括担当役員を委員長としたサステナビリティ経営推進委員会の小委員会(テーマ別ワーキンググループ)において、D&Iを含むサステナビリティ経営に関する各種課題について実務的な議論を行っています。また、世界各国のリーダーとD&Iをテーマとしたセッションを定期的に開催するとともに、社員による自主的な取り組みも活発に行っています。
人権等に配慮したサプライチェーンの取り組み
人権や環境への配慮、製品やサービスの品質・安全性の確保など、社会の要請に配慮した調達について、以下に定めています。
Spotlight
女子中高生がアプリ開発で社会課題解決に挑戦する「Technovation Girls 2025」日本公式ピッチイベントへ協賛
「障がいのある社員の交流会」を開催しました!
LGBTQ+イベント「東京プライド2025@東京・代々木」に250人で参加してきました!
Women in Tech Global Summitに参加しました
金融分野で女性若手社員と分野長のワークショップ開催
「人的資本経営の実現に向けたDEIB戦略の重要性-DE&Iのその先-」セミナーに登壇
- (※)ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンとは:
持続可能な社会の実現のために取り組むべき多様性、公平性、包摂性のこと