全英オープン
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- 2025年8月
- NTT DATA Wallに関する動画を公開しました。
- 2025年8月
- 2025年全英オープンに関する情報を掲載しました。
"Focused Solutions, Measurable Results."：第153回全英オープンにおけるNTT DATAの取り組み
NTT DATAは、2013年から全英オープンを支えており、ゴルフ界で最も伝統あるチャンピオンシップに最先端のテクノロジーを提供し続けています。
2014年に登場し、瞬く間にファンの人気を集めたNTT DATA Wallの導入から、St. Andrewsで開催された第150回大会で披露したデジタルツイン技術を活用したデータインテリジェンスプラットフォーム「ShotView」まで、私たちは一貫して観客体験の向上に努めてきました。各大会は、イノベーションの舞台でもあります。
2025年夏、全英オープンがRoyal Portrushに戻ってくるのにあわせて、NTT DATAもさらなる進化を遂げました。第153回大会では、NTT DATA Wallが再び登場し、さらに進化したShotView体験をファンの皆さまにお届けしました。
10年以上にわたる変革の歩みと共に、私たちは新たなチャンピオンシップの幕開けを迎えています。ゴルフというスポーツを、次の一打とともに未来へと進化させていきます。
NTT DATA brings "Focused Solutions, Measurable Results"（0:44）
NTT DATA Wall
NTT DATA Wallは、第153回選手権において、これまでで最も高度で臨場感のある展示として登場しました。全長20メートルの巨大なデジタルスクリーンは、Spectator Villageの中心に設置され、リアルタイムのデータや放送ハイライト、ストーリー性のある分析情報を鮮明に映し出しました。
今年は、アニメーションの精度と表現力、そしてストーリーの深みをこれまで以上に追求し、データを「動き続ける、変化し続ける体験」へと進化させています。ニュースの最新情報、選手に関する情報、ライブの統計情報などを通じて、観客はこれまでにない形で試合に引き込まれるような感覚を味わえます。
今回初めて、NTT DATA Wallに事前収録の映像やアニメーションが導入されます。また、プレーの進行に応じて表示されるコンテンツを柔軟に切り替えることが可能となり、これまでにないライブ性を実現しています。
新たに加わった「Drive Scatter」機能では、ある印象的なドライブショットを、同じホールでこれまでに打たれた他のドライブと並べて比較できます。また、「Player Locator」機能は中央に表示され、その時点で注目選手たちがどのホールでプレーしているかを示します。これにより、観客はお気に入りの選手がどこにいるかを確認し、コース内で観戦の位置を決める参考にできます。
NTT DATA Wallは、スポーツ観戦の在り方を変える大きな一歩であり、テクノロジーとデータ、そしてそれぞれのストーリーの力が、世界最高峰の試合にさらなる深みと迫力をもたらすことを証明しています。
NTT DATA Wall at the The153rd Open（1:05）
ShotView：データでプレーの迫力にもっと近づく
ShotViewは、2022年にSt Andrewsで開催された第150回選手権で初めて導入されて以来、ファンの人気機能となっています。2025年、Royal Portrushで再びShotViewが登場し、ゴルフ分析の分野における大きな進化を披露しました。
これまで得られたフィードバックをもとに設計され、Digital Twin技術を活用した今回のShotViewは、より直感的なユーザーインターフェースと強化された統計モデルを備えており、カジュアルな観戦者から熱心なゴルフファンまで幅広く対応しています。
進化したShotViewは、シンプルな情報をすばやく確認したい方には操作しやすく、より詳細な分析を求める方には豊富なデータへのアクセスを提供します。すべてのショットをリアルタイムで記録し、これまでにない新たな視点からのインサイトを提供しています。
先進的なDigital Twin技術により、ファンはプレーや選手の戦略といった繊細な要素を、かつてない明瞭さと深さで理解できるようになり、スポーツとの関わり方そのものが変わりつつあります。
Digital Twin技術は、リアルタイムデータに基づく深い洞察を通じて、あらゆる業界に変革をもたらす可能性を秘めています。
「今年も全英オープンにおいて英国ゴルフ協会（R＆A）を支援できることを大変誇りに思います。私たちのグローバルなデータとインテリジェンスの力を活かし、リアルタイムでインサイトを提供することで、テクノロジーがゴルフにもたらす可能性の限界をさらに押し広げていきます。」
「これまでの大会では、NTT DATA WallやShotViewを通じて、データとDigital Twin技術が世界中のファンの体験をどのように変革できるかを実証してきました。今年もその歩みを続けられることに大きな期待を抱いています。私たちは10年以上にわたり、献身的な取り組みでこのパートナーシップを築いてきました。今年も同様に、英国ゴルフ協会（R＆A）をサポートしてまいります。全英オープンの持つ国際的なスケールは、イノベーションとテクノロジーの力を示す理想的な舞台であり、それがスポーツだけでなく、より広いビジネスの世界においても体験の変革をもたらすことを示しています。」
— Gregor McQuattie（VP, Head of Media Sector, NTT DATA UK&I）
NTT DATAと英国ゴルフ協会（R＆A）の歩み
NTT DATAと英国ゴルフ協会（R＆A）とのパートナーシップは2013年に始まり、全英オープンという、世界最古のメジャー大会（米国を除く唯一のゴルフのメジャー）を大きく進化させる取り組みを続けてきました。
この連携において、NTT DATAは高度なデジタル技術とITソリューションを活用し、会場内だけでなくオンライン上でもファン体験の向上に取り組んできました。その結果として、スポーツテクノロジーと観戦エンゲージメントの新たな基準を打ち立てるとともに、英国ゴルフ協会（R＆A）の「伝統を守りつつ世界にゴルフを広げる」という使命を支えてきました。
「毎年、全英オープンは私たちに革新を促します。伝統とテクノロジーを融合させることで、ファン体験をより深くし、すべての人を試合の中心に引き込みます。NTT DATAのようなパートナーとともに、複雑なデータを感動のストーリーへと変えて、人々をつなげています。」
「Royal Portrushでは、NTT DATA WallとShotViewを通じて、私たちがどれほど進化してきたかをご覧いただけます。現地の状況をリアルタイムに視覚化したり、AIによってショットを追跡したりすることで、ファンの皆さまへより深いラウンド分析のインサイトを提供しています。」
— Professor Steve Otto
Chief Technology Officer, 英国ゴルフ協会（R＆A）
関連リンク
プロゴルファー 松山英樹選手